面接/小論文
2026年2月6日

私立医学部専門予備校プラタナスの小論面接分析
私立医学部を目指す受験生にとって、学力試験だけでなく「面接」「小論文」への対策は合否を左右する重要な要素です。
東京女子医科大学 医学部では、長年一貫して人物面・価値観・医師としての姿勢を問う選考が行われています。
また、他大学に比べ(もちろん他大学でも重要ですが)、建学の精神や創始者の思いなど、「なぜ東京女子医科大学なのか」という動機に重きをおいた試験になっています。
本記事で、東京女子医科大学医学部の以下のような事項を体系的にまとめます。
- 面接試験の全体像
- 面接で問われやすいテーマの整理
- 小論文の出題テーマ(年度別)
- 面接・小論文から読み取れる「大学が重視している視点」
生物選択で私立医学部を目指す高校生・浪人生、そして保護者の方にとって、受験準備の指針となる内容です。
※その他の大学の小論/面接についてのまとめ記事は【私立医学部受験】面接・小論文対策の全体像と大学別分析まとめをご参照ください。
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東京女子医科大学 医学部の面接試験の全体像
▪️面接形式・人数・時間
資料から確認できる東京女子医科大学医学部(一般選抜)の面接は、以下の形式で実施されています。
- 受験生:1名
- 面接官:3名
- 所要時間:おおむね10分〜15分程度
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短時間の中で、受験生の受け答え・考え方・態度などを多角的に見ようとする設計であることが読み取れます。
▪️面接の雰囲気(イメージ)
複数年度の体験記から共通して読み取れるのは、全体として穏やかな雰囲気で進行する面接であるという点です。
- 威圧的な空気ではない
- 詰問型ではない
- ただし「何を評価されているかが分かりにくい」と感じる受験生もいる
一見すると話しやすい雰囲気である一方、回答の内容・一貫性・論理性はしっかり見られていると考えられます。
雑談的に感じても、一つひとつの発言が評価対象になっている可能性が高い点には注意が必要です。
▪️面接で問われる主なテーマ分類
ヒアリングなどから質問項目を整理すると、東京女子医科大学の面接では、以下のようなテーマが繰り返し問われています。
医師志望動機・大学志望理由
- なぜ医師を目指したのか
- なぜ東京女子医科大学なのか
- 建学の精神・大学の特徴についてどう理解しているか
自己理解・自己評価
- 自分の長所・短所
- 短所をどのように克服してきたか
- 自己評価書に書いた内容の確認
将来像・キャリア観
- 将来どのような医師になりたいか
- 20年後・30年後の自分をどう描いているか
- 医師としての働き方への考え
女性医師としての視点
- 女性が医師として働く上での課題
- 女性医師のメリット・デメリット
- ワークライフバランスへの考え方
高校生活・浪人生活
- 高校で力を入れたこと
- 浪人生活で変化した点
- 成績や生活面での工夫
時事・倫理・社会的テーマ
- 最近の医療ニュース
- 社会問題への関心
- 医療倫理(安楽死など)への考え
シチュエーション型質問
- イラストを見て状況を説明・発言を考える課題
- 他者への配慮や対応力を問う設問
これらから、知識量そのものよりも「考え方」「価値観」「言語化力」を重視していることがうかがえます。
東京女子医科大学 医学部 小論文の出題テーマ【年度別整理】
【2025年度】
【出題形式】
課題文読解型(社会・医療倫理テーマ)
【テーマ概要】
安楽死をめぐる文章を読み、日本における合法化の是非、さらに身近な人が安楽死を望んだ場合にどう考えるかについて論じる課題。
【設問の要求】
- 課題文の内容理解
- 安楽死という倫理的に難しい問題に対する自分の立場の明確化
- 立場の根拠を示した論述
【主に問われている力】
- 倫理的問題を多面的に捉える力
- 感情と論理を整理して表現する力
- 医師を目指す者としての価値観
【2025年度の特徴まとめ】
単なる賛否表明ではなく、葛藤や揺れを含めた思考の深さが問われた年度といえます。医療者として「答えのない問い」にどう向き合うかが重視されています。
【2024年度】
【出題形式】
短文テーマ型(医療判断)
【テーマ概要】
AIと主治医で異なる治療方針が示された場合、患者としてどのように対応するかを問う内容。
【設問の要求】
- 医療現場におけるAI活用への理解
- 患者視点での意思決定プロセスの説明
- 自分なりの判断基準の提示
【主に問われている力】
- 医療技術の進歩を踏まえた思考力
- 医師と患者の関係性への理解
- 冷静な状況整理力
【2024年度の特徴まとめ】
医療の現実的な場面を想定し、現代医療への適応力とバランス感覚が問われた出題でした。
【2023年度】
【出題形式】
文学作品読解型
【テーマ概要】
小説の一節を読み、登場人物の心理について自分の考えを論述する問題。
【設問の要求】
- 文章読解力
- 登場人物の心情理解
- 自分の解釈を言葉で表現する力
【主に問われている力】
- 他者理解力
- 感情を言語化する力
- 人間理解への姿勢
【2023年度の特徴まとめ】
医学的知識ではなく、人を理解する力そのものが前面に出た年度でした。
【全年度を整理したまとめ】
- 2025年度:医療倫理・価値観・葛藤への向き合い方
- 2024年度:現代医療と意思決定のバランス
- 2023年度:人間理解・感情理解
形式は異なりますが、一貫して「人としてどう考えるか」が問われている点が共通しています。
面接・小論文から見える「東京女子医科大学が求める医学生像」
資料全体を通して浮かび上がるのは、次のような人物像です。
- 他者の立場を想像できる人
- 答えのない問題に向き合う姿勢を持つ人
- 自分の考えを言葉で丁寧に説明できる人
- 女性医師としての役割や現実を理解しようとする人
学力試験で測れない部分を、面接と小論文で丁寧に見極めようとしている大学であることが読み取れます。
まとめー医学部専門予備校プラタナスの視点
東京女子医科大学医学部の面接・小論文対策で重要なのは、「正解を用意すること」ではありません。
- 自分の考えを持つこと
- その考えに至った背景を説明できること
- 医師を目指す立場としてどう向き合うかを整理すること
また、建学の精神や創設者に重点がおかれると述べましたが、これは単に知識として暗記していれば良いというものでもありません。「知っているか」ではなく「自分の言葉で接続できているか」が重要です。
東京女子医科大学では、
- 建学の精神
- 女子医科大学としての成り立ち
- 女性医師を育てる意味
これらが面接・小論文・志望理由書を通じて、繰り返し“文脈として”問われているという点が、他大学よりも際立っています。
プラタナスでは、私立医学部志望生に向けて、
- 医療倫理・時事テーマの思考整理
- 面接での一貫した自己表現の構築
- 小論文で求められる論理構成の指導
を通じて、「考えを言葉にする力」そのものを鍛える指導を行っています。
東京女子医科大学をはじめ、人物評価を重視する私立医学部を目指す方は、早い段階から対策を始めることが重要です。
受験に向けた準備や対策についてお悩みの方は、ぜひ一度、プラタナスまでご相談ください。
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