解答速報/入試分析
2026年1月14日

生物選択者に特化した私立医学部専門予備校のプラタナスです。
帝京大学医学部の生物は、標準的な知識をベースにしながらも、計算・考察・論述を通して理解の深さを問うという特徴があります。
本記事では、過去の出題傾向分析をもとに、2026年度入試で狙われやすい分野・具体的な対策・高得点を取る受験生の特徴までを体系的に解説します。
先日公開した【私立医学部生物】2026年入試予想|市原vs橋本が読む最新トレンドと合わせて確認してみてください。
※youtubeチャンネルもぜひご確認ください。
※大学別の生物予想問題は「【2026年度私立医学部入試】 生物入試分析と出題予想(大学別一覧)」から確認できます。
※大学別の小論文/面接のまとめは「【私立医学部受験】面接・小論文対策の全体像と大学別分析まとめ」から確認できます。
はじめに|帝京大学医学部「生物」は対策次第で大きな差がつく科目です
医学部受験において、生物は「得点源にも失点源にもなりやすい科目」です。
特に帝京大学医学部の生物は、標準的な知識をベースにしながらも、計算・考察・論述を通して理解の深さを問うという特徴があります。
一見すると「難問は少ない」と感じられるかもしれません。しかし実際には、正確な知識の運用力・処理速度・医学部らしい視点が求められており、付け焼き刃の対策では安定して得点することが難しい試験です。
本記事では、帝京大学医学部生物の出題形式・内容・難易度・過去問分析・2026年度入試の予想と対策について、医学部専門予備校プラタナスが、受験生・保護者の方にも分かりやすく解説していきます。
過去の出題内容を赤本に掲載がないものまで作成しています。
| 年 | 日程 | 1 | 2 | 3 |
| 2025 | 1日目 | 体内環境 | 代謝 | 体内環境 |
| 2日目 | 遺伝情報 | 細胞 | バイオテクノロジー | |
| 3日目 | 代謝・体内環境 | 生態系 | 体内環境 | |
| 2024 | 1日目 | 多岐にわたる小問集合 | 細胞・体内環境 | 細胞・植物の環境応答 |
| 2日目 | 体内環境 | 動物の環境応答 | 動物の環境応答 | |
| 3日目 | 生殖・発生 | 遺伝情報 | 体内環境 | |
| 2023 | 1日目 | 遺伝情報 | 細胞(多岐にわたる小問集合) | 進化・系統 |
| 2日目 | 遺伝情報 | 体内環境 | バイオテクノロジー | |
| 3日目 | 細胞 | 体内環境 | 体内環境 | |
| 2022 | 1日目 | 体内環境 | 生殖・発生 | 植物の環境応答 |
| 2日目 | 代謝 | バイオテクノロジー | 生殖・発生 | |
| 3日目 | 体内環境 | 代謝 | 細胞(植物) |
※上記の黄色い部分が,赤本に掲載されていない日程のものになります。
下記に詳細を載せておきます。
<2025年 3日目>
大問1:代謝・体内環境
→血液の凝集反応(計算),アロステリック酵素,競争的阻害,非競争的阻害
大問2:生態系
→窒素固定・窒素同化
大問3:体内環境
→免疫全般
<2024年 2日目>
大問1:体内環境
→酸素解離曲線,圧容積曲線,閉鎖血管系(ミミズ),ミオグロビン,血液凝固
大問2:動物の環境応答
→活動電位
大問3:動物の環境応答
→サルコメアの長さ(グラフ),グリセリン筋,スキンドファイバー
<2023年 3日目>
大問1:細胞の小問集合
→細胞膜,二重膜,一重膜,生体膜,植物細胞の浸透圧,細胞骨格,中心体の有無
大問2:体内環境
→原尿量,尿素の再吸収率,バソプレシン,鉱質コルチコイド,魚類の浸透圧調節
大問3:体内環境
→免疫,トル様受容体,MHC,細胞性免疫,体液性免疫,サイトカイン,好中球,補体
<2022年 2日目>
大問1:代謝
→同化と異化,酵素(競争的阻害),電子伝達系
大問2:バイオテクノロジー
→真核生物の遺伝子発現
大問3:生殖・発生
→アポトーシス,ホックス遺伝子
帝京大学医学部 生物の出題形式と試験概要
① 試験時間・科目構成
帝京大学医学部の一般選抜では、理科2科目で120分が与えられています。
生物単独で見た場合、大問3題構成が基本で、各大問ごとにテーマが明確に分かれています。
② 出題範囲
出題範囲は、「生物基礎」および「生物」からの出題です。
特定の分野に極端な偏りがあるわけではありませんが、体内環境・遺伝情報・代謝・細胞・免疫といった、医学部らしい分野が高頻度で出題されています。
③ 出題形式の変化
2024年度以降、出題形式に明確な変化が見られます。
- 2023年度までは
→ 用語を「ひらがな・カタカナ指定」で答えさせる問題が出題 - 2024年度以降は
→ マークシート方式の選択問題+字数指定の論述問題
また、「すべて選べ」形式の設問が廃止され、代わりに正しければ①、誤りなら⑨といった判断型設問が導入されています。
これは、曖昧な理解を許さない出題形式への移行と考えられ、今後も継続される可能性が高いといえるでしょう。
出題内容の特徴
ここでは、帝京大学医学部 生物の本質を整理します。
① 出題内容の全体像
帝京大学医学部の生物は、標準レベルの問題が中心です。ただし、
- 単純な暗記では解けない
- 知識を使って考えさせる
- グラフ・表・数値処理が絡む
といった問題が多く、「理解しているかどうか」がはっきりと点数に表れます。
② 年度ごとの特徴
- 2022年度
→ 腎臓の数値計算、代謝など、計算処理力が問われた - 2023年度
→ 遺伝子組換え、免疫など、知識+理解が必要 - 2024年度
→ 免疫・植物の環境応答など、分野横断的な理解 - 2025年度
→ ゲノム編集など、やや踏み込んだ知識が要求
このように、毎年テーマは異なるものの、基礎知識を前提に応用させる姿勢は一貫しています。
③ 難易度の位置づけ
難易度としては、
- 標準〜やや難
- 解ける問題を確実に得点することが最重要
- 考察・計算・論述で差がつく
という位置づけです。
過去問から見る出題範囲と具体的内容
ここでは、赤本未掲載の日程を含む過去問分析を整理します。
① 年度別・日程別 出題分野一覧
2025年度
- 体内環境・代謝・遺伝情報・細胞・生態系・バイオテクノロジー
2024年度
- 細胞・体内環境・動物の環境応答・生殖と発生・遺伝情報
2023年度
- 遺伝情報・細胞・進化・系統・体内環境・免疫
2022年度
- 体内環境・代謝・植物の環境応答・生殖と発生・バイオテクノロジー
→ 体内環境はほぼ毎年出題されていることが分かります。
② 赤本未掲載分の詳細分析(重要)
<2025年 3日目>
- 大問1:代謝・体内環境
→ 血液凝集反応の計算
→ アロステリック酵素
→ 競争的阻害・非競争的阻害 - 大問2:生態系
→ 窒素固定・窒素同化 - 大問3:体内環境
→ 免疫全般
➡ 計算+知識+全体理解が必要な構成
<2024年 2日目>
- 酸素解離曲線
- 圧容積曲線
- 活動電位
- サルコメアの長さと張力の関係(グラフ)
➡ グラフ読解・生理分野の理解が鍵
<2023年 3日目>
- 細胞膜・細胞骨格・浸透圧
- 尿量計算・ホルモン
- 免疫(MHC、TLR、サイトカインなど)
➡ 医学部らしい免疫分野が非常に重要
<2022年 2日目>
- 電子伝達系
- 真核生物の遺伝子発現
- アポトーシス・ホックス遺伝子
➡ 分子生物学的理解が求められた年
2026年度 帝京大学医学部 生物の出題予想と対策
① 2026年度の出題予想
過去の出題傾向から考えると、2026年度も以下の分野は重点的に対策すべきです。
- 体内環境(ホルモン・腎臓・血液・免疫)
- 細胞(膜・細胞周期・細胞骨格)
- 代謝(酵素・阻害・電子伝達系)
- 遺伝情報(転写・翻訳・調節)
- 計算問題(標準レベル)
- 植物の環境応答(植物の発生,植物ホルモン)
特に、免疫・代謝・細胞周期・膜タンパク質などは、医学部入試として今後も重要性が高い分野です。
② 効果的な対策方法
帝京大学医学部 生物では、以下のようなことが求められます。
- 教科書内容を正確に理解する
- 標準レベルの問題を確実に解ける
- 計算問題を素早く処理できる
- 20〜40字程度の論述に対応できる
そのため、以下の事項を徹底的に自分のものにしましょう。
- 教科書の徹底理解
- 標準問題集の完全消化
- 過去問演習による形式慣れ
- 図表・グラフを自分で説明できる力
まとめ|帝京大学医学部 生物は「正しい努力」が結果に直結します
帝京大学医学部の生物は、奇問・難問でふるいにかける試験ではありません。
しかしその一方で、理解が浅い受験生は確実に失点する試験でもあります。
だからこそ、正確な基礎知識、医学部らしい視点、計算・考察・論述への対応力を、早い段階から計画的に身につけることが合格への近道です。
医学部専門予備校プラタナスでは、帝京大学医学部を含む私立医学部の出題傾向を熟知した講師陣が、一人ひとりの学習状況に合わせた指導を行っています。
「今の勉強法で大丈夫なのか不安」
「帝京大学医学部に本気で挑戦したい」
そう感じている方は、ぜひ一度、プラタナスまでお問い合わせください。
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