解答速報/入試分析
2026年1月16日

生物選択者に特化した私立医学部専門予備校のプラタナスです。
東京女子医科大学医学部の生物は、長年にわたり基礎学力を重視した医学部入試を行ってきた、という特徴があります。
本記事では、過去の出題傾向分析をもとに、2026年度入試で狙われやすい分野・具体的な対策・高得点を取る受験生の特徴までを体系的に解説します。
先日公開した【私立医学部生物】2026年入試予想|市原vs橋本が読む最新トレンドと合わせて確認してみてください。
※youtubeチャンネルもぜひご確認ください。
※大学別の生物予想問題は「【2026年度私立医学部入試】 生物入試分析と出題予想(大学別一覧)」から確認できます。
※大学別の小論文/面接のまとめは「【私立医学部受験】面接・小論文対策の全体像と大学別分析まとめ」から確認できます。
はじめに|東京女子医科大学 医学部 生物の特徴とは
東京女子医科大学医学部は、長年にわたり基礎学力を重視した医学部入試を行ってきました。その中でも生物は、単なる暗記量ではなく、理解の正確さ・条件整理力・実験考察力が問われる科目です。
一見すると「標準的」「教科書レベル」と感じられる問題が多い一方で、実際の入試現場では、以下のような理由から、得点が安定しにくい科目でもあります。
- 問題文が長く、処理量が多い
- 図やグラフを正確に読み取る必要がある
- 条件の見落としによる失点が起こりやすい
本記事では、東京女子医科大学 医学部 生物について、以下のような事項を、医学部専門予備校プラタナスの視点から、受験生・保護者の方にも分かりやすく解説します。
- 試験内容・出題形式
- 難易度の位置づけ
- 出題傾向・対策
- 過去問から見える出題範囲
- 2026年度入試に向けた現実的な対策と予想
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
| 2025 | 体内環境 | 生殖・発生 | 体内環境 | 体内環境 | × |
| 2024 | 細胞 | 遺伝情報 | 生態系 | 動物応答 | × |
| 2023 | 遺伝情報 | 進化系統 | 遺伝情報 | 細胞 | × |
| 2022 | 代謝 | 総合問題 | 動物応答 | 植物応答 | × |
| 2021 | 生殖発生 | 遺伝情報 | 遺伝情報 | × | × |
| 2020 | 動物応答 | 遺伝情報 | 体内環境 | 進化系統 | × |
| 2018 | 代謝 | 動物応答 | 総合 | 生殖発生 | 体内環境 |
東京女子医科大学 医学部 生物の試験内容と出題形式
① 試験時間・構成
東京女子医科大学医学部の一般選抜では、理科2科目で120分が与えられています。生物単独で見ると、大問3〜4題構成が基本で、年度によって若干の変動はあるものの、設問数は比較的多めであることが特徴です。
② 出題範囲
出題範囲は、「生物基礎」「生物」全範囲です。
特定の単元に限定されることはなく、
毎年、複数分野を横断する構成となっています。
③ 出題形式の特徴(添付資料より)
東京女子医科大学の生物では、マークシート方式(選択式)、記述式(短い論述)が併用されています。年度によっては、マークシート中心の年や記述がやや多い年があり、形式が完全に固定されているわけではありません。
ただし近年は、選択式を軸にしながら、一部で記述力を確認するというスタイルが定着しています。
また、実験考察問題、図・グラフの読み取り、計算問題、簡単な描図問題が出題されることもあり、
知識だけでなく処理力・表現力が求められます。
出題内容と難易度
ここでは、出題傾向・難易度・対策を総括し、東京女子医科大学 生物の入試を整理します。
① 出題内容の全体像
東京女子医科大学の生物は、教科書内容に忠実な標準レベルの問題が中心ですが、難しい問題も近年多く出題されています。実験設定が細かい、問題文が長い、条件が複雑といった特徴があり、「知っている」だけでは解けない問題が多く見られます。
② 分野別の出題傾向(過去問データより)
過去問の出題内容を整理すると、以下の傾向が明確です。
体内環境
- ほぼ毎年出題
- 複数の大問で扱われる年もある
- ホルモン、血液、免疫、生理調節などが中心
遺伝情報
- 高頻度で出題
- 母性因子など、やや思考力を要する遺伝問題も含まれる
- 単純な計算だけでなく、条件整理が重要
生殖・発生
- 定期的に出題
- 用語理解と流れの把握が問われる
動物の環境応答
- 神経・筋収縮・行動に関する出題
- グラフ問題と相性が良い分野
その他の分野
- 細胞
- 代謝
- 生態系
- 植物の環境応答
③ 難易度の位置づけ
難易度としては、以下のような位置づけです。
- 全体:標準~難レベル
- 一部にやや難しい設問が含まれることがある
特に、実験考察問題、条件の見落とし、問題文の読解で差がつきやすく、「一見すると易しそうだが、実は落とし穴がある」問題が多い点が特徴です。
過去問から見る出題範囲の整理
ここでは、年度別出題内容をもとに、東京女子医科大学 生物の出題範囲を整理します。
① 年度別 出題分野
2025年
- 体内環境
- 生殖・発生
- 体内環境(複数出題)
2024年
- 細胞
- 遺伝情報
- 生態系
- 動物の環境応答
2023年
- 遺伝情報
- 進化・系統
- 細胞
2022年
- 代謝
- 総合問題
- 動物の環境応答
- 植物の環境応答
2021年以前
- 遺伝情報
- 生殖・発生
- 体内環境
- 進化・系統
② 過去問から分かる重要ポイント
この一覧から明らかなのは、以下のような点です。
- 体内環境と遺伝情報は最重要分野
- 特定分野に偏らず、全範囲から出題される
- 総合問題が出題される年もある
つまり、「この分野だけやればよい」という対策は成立しない試験であり、教科書全体をバランスよく理解しているかが問われます。
対策と2026年度入試の現実的な予想
① 基本方針|6割〜7割を安定して取る戦略
東京女子医科大学医学部の生物では、満点を狙う試験ではありません。重要なのは、解ける問題を確実に取る、知識問題で失点しない、実験考察で大崩れしないという安定得点型の戦略です。
② 分野別対策
体内環境
- ホルモンの作用と調節
- 血液・免疫の基本
- 生理現象の因果関係
※図とセットで説明できるレベルまで仕上げる必要があります。
遺伝情報
- 基本的な遺伝法則
- 条件付き遺伝
- 実験設定を含む問題
実験考察問題
- 実験目的
- 条件操作の意味
- 結果から言えること/言えないこと
③ 2026年度入試の予想
過去数年の傾向から考えると、2026年度も、
2026年度予想の前提|「新傾向」は出ていない
まず重要な前提として、東京女子医科大学の生物は、近年「急激な出題改革」は起きていません。
- マーク+一部記述
- 実験考察中心
- 標準知識を正確に使わせる
上記の骨格は、2018年以降ほぼ一貫しています。
したがって2026年度も、「突飛な新分野」や「医学部専門外レベルの知識」が出題される可能性は低く、過去問に表れている分野・問われ方の延長線上で考えるのが合理的です。
最重要予想分野①|体内環境(出題確率:非常に高い)
なぜ出ると言えるのか
- 2025年:3題中複数回
- 2024年以前も高頻度
- 東京女子医科大学の「大学カラー」と一致
➡ 「出ない年を探す方が難しい」分野
2026年に想定される具体テーマ
以下は過去問・頻出構造から見て“現実的に出しやすい”テーマです。
- ホルモン分泌の調節
- 負のフィードバック
- 分泌腺と標的器官の対応
- 腎臓と体液調節
- 原尿・再吸収・ホルモンの関係
- 血液
- 血球の役割
- 酸素運搬の調節(グラフ付き)
- 免疫
- 自然免疫と獲得免疫の対比
- 抗原提示・サイトカインの役割(用語選択型)
問われ方の予想
- 選択式中心
- 図・模式図を見て正誤判断
- 知識+因果関係を問う問題
「丸暗記」ではなく、「なぜそうなるか」を説明できるレベルが必要
最重要予想分野②|遺伝情報(出題確率:高い)
過去問からの根拠
- 2023・2024・2025で頻出
- 母性因子・条件付き遺伝など、“一段深い理解”を要求
2026年に想定される具体テーマ
- 遺伝の法則
- 分離・独立(基本)
- 条件付き遺伝
- 母性因子
- 環境条件との関係
- 遺伝子発現
- 転写・翻訳の流れ
- 発生との関連
問われ方の予想
- 家系図・実験設定からの推論
- 選択肢で「最も適切なもの」を選ばせる形式
- 「わかっているつもり」を落とす設問
計算量は多くないが、条件整理力が得点を左右
予想分野③|生殖・発生(中〜高確率)
理由
- 2025年・2021年に出題
- 遺伝情報・体内環境と組み合わせやすい
具体的に狙われやすい内容
- 配偶子形成の流れ
- 発生初期の制御
- 遺伝子発現との関連
用語暗記だけでは不十分。「時系列」「因果関係」が理解できているかが鍵
予想分野④|動物の環境応答(中確率)
出題される場合の特徴
- 神経・筋・行動
- グラフ問題との相性が非常に良い
想定テーマ
- 活動電位の流れ
- 筋収縮とサルコメア
- 刺激と応答の関係
※計算が絡む可能性あり
出題されにくいが“油断禁物”な分野
- 生態系
- 植物の環境応答
- 代謝(酵素)
➡ 「出ない年もあるが、出る年は大問で来る」。最低限、教科書レベルは必須。
まとめ|東京女子医科大学 生物対策は「丁寧さ」が合否を分ける
東京女子医科大学医学部の生物は、奇問・難問でふるいにかける試験ではありません。
しかしその一方で、読解力、条件整理力、基礎知識の正確さが不足していると、確実に失点する試験です。
だからこそ、以下のような正攻法の学習が、最も効果的です。
- 教科書を丁寧に理解する
- 標準問題を確実に解けるようにする
- 過去問で形式に慣れる
医学部専門予備校プラタナスでは、東京女子医科大学を含む私立医学部生物の出題傾向を熟知した指導を行っています。
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合格に必要なことを、必要な順番で。それが、プラタナスの医学部生物指導です。
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