面接/小論文
2026年2月3日

私立医学部専門予備校プラタナスの小論面接分析
私立医学部を志望する受験生・保護者の方にとって、「面接」と「小論文」への対策は、学力試験と並ぶ重要な合否要素です。
川崎医科大学医学部では、一貫して人物評価を重視した面接と、医師としての姿勢や人間観を問う小論文が実施されており、事前準備の質が結果を大きく左右します。
本記事では、実際の受験体験・年度別出題情報をもとに、川崎医科大学医学部の
- 面接試験の全体像
- 面接で問われるテーマ
- 小論文の年度別出題整理
- 面接・小論文から見える「大学が求める医学生像」
を体系的に解説します。
※その他の大学の小論/面接についてのまとめ記事は【私立医学部受験】面接・小論文対策の全体像と大学別分析まとめをご参照ください。
川崎医科大学 医学部の面接試験の全体像
■ 面接形式・人数・時間
川崎医科大学医学部の面接は、個人面接形式で実施されています。
- 受験生:1名
- 面接官:3名
- 面接時間:約10分〜15分
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短時間ではありますが、質問内容は多岐にわたり、事前アンケートや小論文内容と強く連動して進行するのが特徴です。
■ 面接の雰囲気(イメージ)
受験体験記によると、全体としては穏やかな雰囲気で進みますが、以下のような傾向が見られます。
- 回答内容に対して掘り下げ質問が入る
- 一問一答では終わらず、思考の背景まで問われる
特に、医師像、地域医療、医師偏在、チーム医療などについては、用意した答えをなぞるだけでは不十分で、その場で考える力が求められます。
■ 面接で問われる主なテーマ分類
資料から確認できる質問内容を整理すると、以下のようなテーマに分類できます。
① 志望動機・大学理解
- 医師を志した理由
- 川崎医科大学を志望した理由
- 他大学ではなく本学を選んだ理由
- 建学の理念・創立者の考えについて
② 医師としての資質・姿勢
- 自分のどこが医師に向いていると思うか
- 理想の医師像
- 医師として最も大切だと思うこと
③ 医療・社会に対する理解
- 医師の地域偏在についてどう考えるか
- 地域医療とは何か
- チーム医療について知っていること
- 総合医と専門医の違い
④ 高校生活・人間性
- 高校生活・浪人生活について
- 部活動・ボランティア経験
- リーダー経験
- 得意科目・苦手科目
⑤ 時事・倫理的テーマ
- 気になるニュースと意見
- 新型コロナウイルスへの考え
- フェイクニュースの見分け方
- AIの利点と欠点
- 働き方改革についての考え
これらから、知識量そのものよりも、考え方・価値観・姿勢が評価対象であることが読み取れます。
川崎医科大学 医学部 小論文の出題テーマ【年度別整理】
川崎医科大学医学部では、一般入試において小論文試験が継続的に実施されています。
出題形式は、課題文型・設問1問・制限字数800字以内が基本です。
【2025年度】
【出題形式】
課題文読解型・設問1問(800字以内)
【テーマ概要】
「医師が自然主義的・客観主義的な立場にとどまるのではなく、患者と人格的な二人称関係に立つことの意味」についての考察。
【設問の要求】
課題文中の下線部について、文章内容を踏まえたうえで、自分の考えを論理的に述べること。
【主に問われている力】
- 抽象度の高い文章を正確に読み取る力
- 医学・医療を人間的側面から捉える思考力
- 患者に寄り添う姿勢を自分の言葉で表現する力
【2025年度の特徴まとめ】
近年の中でも哲学的要素が強く、読解難度が高い課題でした。一方で、設問の構造自体は医学部小論文として典型的であり、「人間」「患者」「医療の本質」をどう捉えるかが明確に問われています。
【2024年度】
【出題形式】
課題文読解型・設問1問(800字以内)
【テーマ概要】
「人間は自覚しないところで非常に創造的である」という主張を踏まえた考察。
【設問の要求】
本文全体の主張を踏まえ、下線部について自分の考えを述べる。
【主に問われている力】
- 文章全体構造の把握力
- 抽象概念を具体的に言語化する力
- 自分の経験や価値観との接続力
【2024年度の特徴まとめ】
2025年度と比べると読みやすい文章でしたが、表面的な感想ではなく、本文理解を前提とした思考の深さが求められました。
【2023年度】
【出題形式】
課題文読解型・設問1問(800字以内)
【テーマ概要】
「人間の見識や品格を高めるにはどうすればよいか」という問い。
【設問の要求】
課題文の内容を踏まえつつ、自分の考えを論理的に述べる。
【主に問われている力】
- 人間観・価値観の整理力
- 社会・医療に対する姿勢
- 論理的な文章構成力
【2023年度の特徴まとめ】
医師以前に、一人の人間としてどうあるべきかを問う、川崎医科大学らしいテーマ設定でした。
【全年度を整理したまとめ】
- 2023年度:人間の品格・見識
- 2024年度:人間の創造性・内面
- 2025年度:医療における人間関係・患者との向き合い方
一貫して、「知識」ではなく「人間観・医師観」が問われています。
面接・小論文から見える「川崎医科大学が求める医学生像」
資料全体から浮かび上がるのは、次のような医学生像です。
- 患者を一人の人間として尊重できること
- チーム医療・地域医療を理解しようとする姿勢
- 自分の考えを持ち、それを言葉で説明できる力
- 技術だけでなく、倫理観・共感力を重視する姿勢
単なる「成績優秀者」ではなく、医療の現場で人と向き合い続ける覚悟を持った人材を選抜しようとしていることが、面接・小論文の両面から読み取れます。
まとめ ― 医学部専門予備校プラタナスの視点
川崎医科大学医学部の面接・小論文は、その場しのぎの対策では対応できません。小論文では、課題文の正確な読解と、医師としての価値観の言語化、面接では、事前書類・小論文と一貫した人物像の提示が重要になります。
医学部専門予備校プラタナスでは、以下のような指導を通じて、川崎医科大学をはじめとする私立医学部合格をサポートしています。
- 私立医学部の小論文・面接に特化した指導
- 医学部志望理由・医師像の整理
- 出願書類から面接までを見据えた一貫指導
「何を問われているのかが分からない」
「考えはあるが、うまく言語化できない」
そのような受験生・保護者の方は、ぜひ一度プラタナスにご相談ください。
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※2026年度医学部生物入試トレンド予想は「【私立医学部生物】2026年入試予想|市原vs橋本が読む最新トレンド」から確認できます。
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